2011年03月15日
リビア政府側の進軍、反体制派が食い止めたか
ベンガジ(CNN) 内戦状態が続くリビア情勢は14日、大規模石油精製所や天然ガスプラントのある東部ブレガからベンガジに東進しようとする政府軍の動きを、反体制派が食い止めた模様だ。
ただ、ベンガジで取材をしているCNNのウィーデマン記者は、ブレガがどちらの勢力下にあるかは現時点では確認できていないと伝えている。ブレガはベンガジから約2時間の距離にある。一方、ブレガから40分ほどの町アジュダビヤでは政府軍による空爆があった。
ベンガジでは店舗が営業するなど、人々の生活は表面的には落ち着いているように見えるが、カダフィ政権側が進軍してくるのではないかと懸念する住民もいる。
一方、週末にバーレーンを訪れていたゲーツ米国防長官は14日、ワシントンへの帰途、記者団に対し、リビア上空への飛行禁止空域の設定にかかわる兵站(へいたん)上の課題は克服できるとの見解を示した。長官は、「飛行禁止空域の設定を指示されればそのリソースはある」「問題はそれを行うことが賢明かどうかだ。これは政治レベルでなされる議論だ」と述べた。
飛行禁止空域をめぐっては、アラブ連盟が12日に設定支持の方針を決めるなど、設定に向けた外交努力が続いている。しかし、西側諸国が求める国連による明確な指示は早急に出されそうにない。
こうしたなか、国連事務総長特使であるヨルダンのハティブ元外相が14日、トリポリを訪れ、リビアのクーサ対外連絡・国際協力書記(外相)と会談し、暴力行為の終結を訴えた。国連の報道官によると、リビア政府高官らはハティブ氏に対し、国連安保理が最近承認した調査委員会に全面的に協力する意向を確約したという。
ただ、ベンガジで取材をしているCNNのウィーデマン記者は、ブレガがどちらの勢力下にあるかは現時点では確認できていないと伝えている。ブレガはベンガジから約2時間の距離にある。一方、ブレガから40分ほどの町アジュダビヤでは政府軍による空爆があった。
ベンガジでは店舗が営業するなど、人々の生活は表面的には落ち着いているように見えるが、カダフィ政権側が進軍してくるのではないかと懸念する住民もいる。
一方、週末にバーレーンを訪れていたゲーツ米国防長官は14日、ワシントンへの帰途、記者団に対し、リビア上空への飛行禁止空域の設定にかかわる兵站(へいたん)上の課題は克服できるとの見解を示した。長官は、「飛行禁止空域の設定を指示されればそのリソースはある」「問題はそれを行うことが賢明かどうかだ。これは政治レベルでなされる議論だ」と述べた。
飛行禁止空域をめぐっては、アラブ連盟が12日に設定支持の方針を決めるなど、設定に向けた外交努力が続いている。しかし、西側諸国が求める国連による明確な指示は早急に出されそうにない。
こうしたなか、国連事務総長特使であるヨルダンのハティブ元外相が14日、トリポリを訪れ、リビアのクーサ対外連絡・国際協力書記(外相)と会談し、暴力行為の終結を訴えた。国連の報道官によると、リビア政府高官らはハティブ氏に対し、国連安保理が最近承認した調査委員会に全面的に協力する意向を確約したという。
Posted by suriso at 21:49│Comments(0)